Powerpoint VBAに触れてみて
ほんと二ヶ月前までは,PowerpointのVBAなんかやってられないと思ってたので,今の自分があるのはわけがわかりません。
Excelのほうは,Ver5とかの頃から触れていて,当時からVBAがあったかどうか忘れはしたものの,
けっこう早い段階から記録マクロから不要なコードを落とすという感じで組み始めたのを覚えています。
とにかく記録マクロが強力で,わからないならexcelに書かせればいい,というスタンスでした。
PowerpointのVBAになってもExcelの記録機能はとても助けになります。
図形描くマクロを考える際はとりあえずExcelでやってみて,じゃあPowerpoint上で実現するにはどうしようか,という感じで書き出すことも多い。
Excelとの違いはほかにもありますね。Excelはセルにいろいろ記録させておける。
セル上で見える形で考えを構成していけますが,Powerpointとなると,けっこうそれがめんどくさい。
テキストボックスに値を覚えさせて・・としようとしても,テキストまで階層が深いので,けっこうめんどくさいです。
そのおかげで,ずいぶん配列に強制的に慣らされました。3次配列とかPowerpointで初めて使いました。
Excelはシートがあるから,配列自身無くて済みますからね・・。
とにかくイミディエイトウィンドウで変数の中身を頻繁に確認するスタートだったんですが,
www.relief.jp
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Powerpointでマクロを考えるならローカルウィンドウは極めて便利だと思います。絶対開きっぱなしがいいです。
debug.printでイミディエイトウィンドウにどんどん変数の値を書き出すのも有効でした。
それともう一つ,オブジェクトブラウザ-もとてもお世話になります。記録させてそこから理解するということができないので,とにかくなんとかして目的のオブジェクトまで達する方法を探すことになります。このとき助けになるのは
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こちらのブログでよく見かけるオブジェクトブラウザーで調べるという癖がつくと,つまづいているところに気づけることがあります。
オブジェクト モデル (PowerPoint VBA リファレンス)
もとても頼りになるページですね。
配列に慣れて,けっこうなんでもできるなぁと自信が出てきたあたりで増えていくのはコメントの数。配列のどこに何が入っているかさっぱりわからなくなりますので,とにかくコード中に書きまくるしかありません。
やろうとすることもどんどん増えるのでコードがひたすら長くなる。
それを解決してくれそうなのがコレクションやクラスモジュールなので,その概念が頭に入ってくるように必死に
thom.hateblo.jp
ateitexe.com
この方々をはじめたくさんのページを見ています。
コレクションやクラスモジュールまで使いこなせるようになったら,今でもかなり業務上VBAで仕事を楽しく助けてもらってるんですが,さらに幅が広がると思うので,
今年の目標として取り組みたいと思っているところです。
ただ,あまりに要素が多いデータを扱ってるときは宣言や準備にかなり手間取るので結局配列に戻った方が楽というケースも多々。
悩ましいところです。80以上の要素を持つ400~500件のデータをどう扱おうか悩み中。(;´▽`A``